うさぎの飼育ガイド

うさぎのゴロンは健康のサイン?病気で横になる時との違いと見分け方 - もふっとうさらいふ

悩みのある人

うさぎと暮らしていると、ある日突然勢いよく『ごろん!』と横になって休む姿を見て驚くことがあります。

体調が悪いのでしょうか?

うっしゃん

どうも、うっしゃんです。実際にうさぎを飼っている経験からお答えしますね。

うっしゃん

ごろんは、健康で安心している時にしか見せないのでリラックスできている証拠です。

悩みのある人

えっ、じゃあ病気じゃないんですね!ちょっと安心しました。

うっしゃん

そうなんです。ただし似ている行動でも、体調不良のサインのこともあります。
この記事では、「ごろん」と「病気で横になるとき」の違いを、写真やポイント付きでわかりやすく解説していきます。

ゴロンとは?うさぎ飼い主の間で愛される仕草

ゴロンの姿勢

ゴロンは、うさぎが体を横に倒してくつろぐ姿勢のこと。
後ろ足を思い切り投げ出し、頭や体を床につけて完全にリラックスしています。

飼い主さんにとってはたまらなくかわいく、思わずカメラを向けたくなる瞬間です。

ゴロンが見られるのはどんな時?

ゴロンは、以下のような条件がそろった時に見られます。

ゴロンが見れる条件
  • 周囲が静かで安心できる環境
  • 気温や湿度が快適
  • 飼い主との信頼関係ができている
  • 体調が良い

つまり「この場所なら安心して寝ても大丈夫」とうさぎが感じた証拠です。

健康なゴロンと病気で横になる姿の違い

健康なゴロンの特徴

健康なゴロンは、全身からリラックスしているのが伝わります。

健康なゴロンの特徴
  • 後ろ足を伸ばしきっている
  • 目が半分閉じているか、完全に閉じている
  • 呼吸がゆったりと安定している
  • 数分〜十数分休んだあと、元気に動き始める

ゴロンの後に毛づくろいや食事を始めれば、健康の証拠です。

病気や体調不良で横になる時のサイン

一方、病気や不調の時も横になることがありますが、様子がまったく異なります。

病気や体調不良で横になる時の特徴
  • 背中を丸めて小さくうずくまる
  • 足を投げ出さず、体を縮こませる
  • 呼吸が速い、または荒い
  • 長時間動かず、食欲もない
  • 歯ぎしりをしている(痛みのサイン)

こういった場合は「ゴロン」ではなく、苦しさや痛みを和らげようとする行動であり、早急に獣医さんの診察が必要です。

ゴロンをしてもらうための環境作り

1.温度と湿度の管理

うさぎは暑さにも寒さにも弱い動物です。
室温は18〜24℃、湿度は40〜60%が理想。エアコンや加湿器を使って快適な環境を保ちましょう。

2.静かで落ち着ける場所

テレビの音や人の話し声が大きい場所では、うさぎは安心できません。
ケージやお気に入りのスペースは、静かで落ち着ける場所に置くのがベストです。

3.飼い主との信頼関係

ゴロンは、飼い主を「敵ではない」と確信している時にしか見せません。
毎日優しく声をかけ、なでてあげることで信頼関係が深まり、ゴロンが見られる可能性も高まります。

飼い主がゴロンを見た時のおすすめ行動

うさぎがゴロンした時のおすすめ行動
  • そっと見守る(驚かせない)
  • 写真や動画を撮る(記録として)
  • ゴロンの前後の行動も観察する(健康チェックのため)

ゴロンはうさぎからの「安心してるよ」のサインです。無理に触らず、その時間を大切にしましょう。

この記事をチェックしている人はこちらの記事もチェックしています

うさぎのクシクシについて、「うさぎの「クシクシ」してる姿がかわいすぎる!意味と健康チェックのポイント」にて写真やポイント付きで解説しているので、そちらをどうぞ

うさぎのティモテについて、「うさぎのティモテって何?かわいい仕草とその意味」にて写真やポイント付きで解説しているので、そちらをどうぞ。

まとめ

うさぎのゴロンは、健康で安心している証拠
ただし、同じ「横になる」でも、体調不良の場合は様子や姿勢が異なります。

日頃からうさぎの行動をよく観察し、「元気なゴロン」と「病気の横たわり」を見分けられるようにしましょう。
その小さな変化に気づくことが、うさぎの健康を守る第一歩です。

この記事を書いた人:うっしゃん
うっしゃん

この記事を書いた人

もふっとうさらいふ管理人のうっしゃんといいます。
もふもふのうさぎが大好きでホーランドロップを飼っています。

私自身がうさぎを飼いながら、日々の飼育の中で得た知識や経験をもとに、初心者の方にも役立つ情報を届けたいと思っています。

うさぎを飼っている経験から、紹介する情報を少しでも役立ててもらえればうれしいです。

-うさぎの飼育ガイド