
うさぎにブロッコリーをあげても大丈夫なのかな?お腹を壊したりしない?
うさぎを飼っていると、野菜を与えるときに「これは食べてもいいのかな?」と不安になりますよね。特にブロッコリーは人間にとって健康に良い野菜として知られていますが、うさぎにとってはどうなのでしょうか。
- うさぎにブロッコリーを与えても大丈夫か知りたい
- 与えるときの量や頻度の目安がわからない
- 葉・茎・つぼみ部分など部位ごとの安全性を知りたい
- 下痢やお腹の張りなど体調への影響が心配
- 子うさぎやシニアうさぎに与えても良いか知りたい
- ブロッコリー以外に与えていい野菜の選び方を知りたい

どうも、『もふっとうさらいふ』管理人のうっしゃんです。実際にうさぎを飼っている経験からお答えしますね。
この記事では、うさぎとブロッコリーの関係について、結論から分かりやすく解説します。さらに安全な与え方や注意点、部位ごとの違いなど、飼い主が気になるポイントを徹底的にまとめました。
結論:うさぎにブロッコリーは少量なら安全。ただし与える部位と量に注意
結論から言うと、うさぎにブロッコリーを与えることは「少量・適切な部位」であれば安全です。栄養も豊富で健康に良い効果も期待できますが、ガスがたまりやすい野菜でもあるため、与えすぎるとお腹を壊すリスクがあります。
特に葉や花蕾(つぼみ)の部分はうさぎにとって食べやすいですが、茎の部分は固く消化に時間がかかるので少量に留めた方が良いです。毎日の主食はあくまで牧草であり、ブロッコリーは「補助的なおやつ」として与えるようにしましょう。
ブロッコリーを与えるメリット
栄養価が高く健康をサポート
ブロッコリーにはビタミンC、ビタミンK、カルシウム、食物繊維が豊富に含まれています。うさぎにとってビタミンや繊維は体調を整えるのに重要な栄養素です。
特に食物繊維は腸内環境を整え、便通を助けてくれます。牧草中心の食生活の補助として、ブロッコリーは良い栄養源になりますよ。
嗜好性が高い
甘みがほんのりあるため、うさぎが喜んで食べることが多いです。しつけや健康チェックのときに「ご褒美」として活用できるのもメリットです。
ブロッコリーのリスクと注意点
ガスがたまりやすい
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、うさぎに与えると腸内でガスが発生しやすいです。与えすぎるとお腹が張って苦しがることがあります。
与えすぎは肥満や下痢の原因に
糖質も含まれているため、大量に与えると牧草の摂取量が減り、栄養バランスが崩れます。
部位ごとの安全性
葉の部分
柔らかく消化しやすいため、最もおすすめの部位です。適量であれば安心して与えられます。
花蕾(つぼみ)の部分
うさぎに人気が高い部位です。ただし少量にしましょう。ガスがたまりやすいので注意です。
茎の部分
固くて繊維質が強いため、少量にしてください。スライスして細かくして与えるのがおすすめですよ。
与える量と頻度の目安
- 量:体重1kgあたり5g程度
- 頻度:週に2〜3回まで
- 子うさぎ(生後3ヶ月未満)には与えない
- シニアうさぎは少量から様子を見ながら
与え方のポイント
- 最初はごく少量から試す
→お腹の調子が合わないうさぎもいるので、初めて与えるときは少量で様子を見ましょう。 - 洗ってから与える
→農薬や汚れを取り除くため、水でしっかり洗ってから与えます。 - 主食は牧草、野菜は副食
→野菜を与える量が増えると、牧草の摂取が減る原因になります。主食はあくまで牧草とペレットにしましょう。
他の野菜との組み合わせ
ブロッコリーだけでなく、いろいろな野菜を少量ずつ与える方が栄養バランスが整いやすいです。おすすめは以下の野菜です。
- 小松菜
- サニーレタス(芯は避ける)
- セロリ(葉が中心)
- パセリ(少量)
逆に与えない方がいい野菜は玉ねぎ、ネギ類などです。
うさぎが食べてはいけないものについては、「うさぎの食事に気をつけて!絶対に食べてはいけない3つのリスト」にて詳しく解説しているので、そちらをどうぞ。
よくある質問
Q. 冷凍ブロッコリーを与えてもいい?
→加熱処理されているものは避けましょう。生のものを新鮮な状態で与えるのが基本です。
Q. ブロッコリーの芯はあげてもいい?
→固いので少量にしましょう。できれば薄くスライスしてください。
Q. うさぎがブロッコリーを食べすぎたときは?
→様子を観察し、食欲不振やお腹の張りがあれば獣医に相談しましょう。
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うさぎへのレタスの与え方については、「うさぎはレタスを食べてもいい?正しい与え方と注意点を徹底解説」にて紹介しているので、そちらをどうぞ。
小松菜について、「うさぎは小松菜を食べてもいい?正しい与え方を解説」にて詳しく解説しているので、そちらをどうぞ。
まとめ:ブロッコリーは「少量・部位に注意すれば安全」
結論として、うさぎにブロッコリーを与えることは少量なら安全です。葉や花蕾の部分を少しずつ、週に数回までにするのがベストです。ただしガスがたまりやすいので、お腹の調子を見ながら慎重に与えてください。
牧草とペレットを主食にしつつ、ブロッコリーを「ちょっとしたご褒美」として活用すれば、うさぎも飼い主も安心して楽しい食事の時間を過ごせますよ。


