
うちのうさぎがダンボールをかじっちゃうけど大丈夫なのかな…?
うさぎを飼っていると、こうした不安を抱くことがありますよね。ダンボールは身近で手に入りやすく、うさぎの遊び道具やハウス代わりに使う飼い主さんも多いです。けれど、「かじって飲み込んでしまったら危険では?」と心配になる気持ちも自然なことです。
- うさぎがダンボールをかじっても大丈夫なのか知りたい
- ダンボール遊びのメリットと注意点を理解したい
- 安全に遊ばせるための工夫を知りたい
- ダンボール以外のおすすめの遊び道具も知りたい

どうも、『もふっとうさらいふ』管理人のうっしゃんです。実際にうさぎを飼っている経験からお答えしますね。
飼い主としては、うさぎに楽しく安全に遊んでほしいですよね。ここでは、うさぎの習性や健康面のリスクをふまえつつ、安心してダンボール遊びを取り入れる方法を紹介していきます。
うさぎとダンボールの関係
うさぎとダンボール、この組み合わせはとても相性がいいんです。なぜなら、ダンボールは「隠れる」「掘る」「かじる」といううさぎの本能的な行動を満たしてくれるからです。
野生のうさぎは巣穴を掘り、外敵から身を隠しながら暮らしています。そのため、狭い場所や暗い場所を好む傾向があります。ダンボールをハウス代わりに使うと、まるで巣穴に入ったように安心してくつろぐんですよね。
さらに、うさぎは「かじる」習性を持っています。歯は一生伸び続けるので、何かをかじって歯をすり減らす必要があるのです。その点、ダンボールはかじりやすく、ストレス解消にもなります。
また、ダンボールは手に入りやすく、軽くて加工もしやすいのが飼い主にとってのメリットです。穴をあけたり、トンネルを作ったりと工夫次第で遊び道具が無限に広がります。
ただし、良い点だけでなく「かじったものを飲み込むリスク」や「衛生面の問題」など注意すべき点もあります。そのため、飼い主が正しく理解して使うことが大切なんです。
うさぎがダンボールをかじる理由
「どうしてうさぎはこんなにダンボールをかじるんだろう?」と思ったことはありませんか?実は、かじるのにはいくつか理由があります。
- 歯の伸びを抑えるため
うさぎの歯は一生伸び続けます。かじることで歯を削り、長さを調整しているのです。 - ストレス解消
うさぎは繊細な動物なので、ちょっとした環境の変化でもストレスを感じます。その解消方法のひとつが「かじること」なんですね。 - 巣穴本能
狭い場所を掘ったり広げたりするのが本能です。ダンボールをかじって穴を開けるのも、巣穴を作る行動の一部なんです。 - 遊びの一環
ただ単純に「楽しい」からかじる場合もあります。私たちが紙をちぎると気持ちいいように、うさぎにとってもダンボールをガジガジするのは遊びなんですよね。
こうした理由を理解すると、かじること自体を止めさせるのは難しいことが分かります。むしろ「いかに安全にかじらせるか」を考えることが大切になってきます。
うさぎがダンボールをかじるリスクと注意点
ダンボールは楽しい遊び道具になりますが、リスクもゼロではありません。代表的な注意点は次の通りです。
- 誤飲のリスク
ダンボールを飲み込んでしまうと、消化器官に詰まる可能性があります。ダンボールを食べてしまううさぎには与えないようにしましょう。 - インクや接着剤の危険
市販のダンボールには印刷インクや接着剤が使われている場合があります。これがうさぎの体に良くないこともあります。 - 衛生面の問題
外で使われていたダンボールは、ホコリやカビ、害虫がついている可能性もあるため、そのまま与えるのは危険です。
こうしたリスクを知った上で、できるだけ安全に使う工夫をしていくことが大切です。
うさぎがダンボールで安全に遊ぶための工夫
ダンボールで遊ぶときは、次の工夫がおすすめです。
- 安全なダンボールを選ぶ
印刷なし、テープなし、清潔なダンボールを選びましょう。 - 遊ぶときは必ず見守る
誤飲や事故を防ぐためには、目を離さないことが大事です。 - 定期的に交換する
ボロボロになったダンボールは衛生面でも危険なので、早めに交換しましょう。 - サイズに気をつける
小さすぎると窒息やひっかかりの危険があり、大きすぎても転倒の原因になります。 - 遊びのバリエーションを増やす
トンネルにしたり、ハウスにしたりすることで、飽きずに楽しめます。
こうした工夫をすれば、うさぎも飼い主も安心して遊べますよ。
我が家でも、ダンボールでトンネルを作ってみました。我が家のうさぎは好奇心旺盛で、ダンボールのトンネルの中を楽しそうに全力疾走してました。
ただ、やはりかじるのが止まらず、すぐにボロボロになってしまいました。
ダンボールを飲み込んでしまうと危険なので「遊んでいるときは目を離さない」「遊び終わったら片付ける」というようにしています。
ダンボール以外のおすすめ遊び道具
「やっぱりダンボールはちょっと不安…」という方には、専用のうさぎグッズを使うのもいい選択です。
- 木製のかじり木
- ペット用の布トンネル
- 木製のうさぎ用ハウス
- 草で編まれたボールやマット
これらは安全性を考えて作られているので、ダンボールよりも安心です。とはいえコストがかかるので、ダンボールと併用すると良いですね。
うさぎ用のおもちゃのボールについては、「うさぎにボールは必要?おすすめのおもちゃと安全な遊び方を紹介【体験談あり】 - もふっとうさらいふ」にて紹介しているので、そちらをどうぞ。
うさぎのトンネル遊びについては、「うさぎの部屋んぽにトンネルを!遊び方・選び方・おすすめグッズを徹底解説」にて紹介しているので、そちらをどうぞ。
まとめ
うさぎにとってダンボールは相性のいいおもちゃになりますが、誤飲や衛生面などのリスクがあります。
うさぎが安全に遊べるように「飼い主が見守る」「清潔なものを選ぶ」この2つを守れば、うさぎにとっても飼い主にとっても、楽しい時間が増える遊び道具になりますよ。