
夏にスイカを食べていると、うさぎにも少し分けてあげたくなるけど、大丈夫なのかな…?
うさぎを飼っていると、こんなふうに思ったことはありませんか?
甘くて水分たっぷりのスイカは、暑い時期の定番フルーツ。でも、うさぎの体に安全かどうかは、ちょっと気になるところですよね。
- うさぎにスイカを食べさせても大丈夫?
- どれくらいの量なら与えてよい?
- 種や皮は食べても平気?
- スイカの栄養はうさぎにどんなメリットがある?
- 下痢や肥満などのリスクはある?
- 夏の水分補給に与えてもよい?

どうも、『もふっとうさらいふ』管理人のうっしゃんです。実際にうさぎを飼っている経験からお答えしますね。
我が家でも夏になるとスイカを食べますが、うさぎには「ほんの少し」だけ分けています。
経験をまじえつつ、安全にスイカを与えるための方法をわかりやすく解説していきますね。
うさぎにスイカを与えても大丈夫?
結論から言うと、うさぎにスイカを与えても大丈夫です。ただし量と与え方に注意が必要です。
スイカは90%以上が水分でできており、ビタミンやミネラルも含まれています。少量であれば、うさぎにとって水分補給やおやつの一環になりますよ。
ただし、糖分が多く含まれているため、与えすぎると肥満や下痢の原因になります。
また、種や皮の部分は消化に悪く、腸に詰まるリスクがあるのであげないようにしましょう。
うさぎには、果肉だけほんの少しあげるのが正しい与え方です。
我が家でもうさぎにスイカを与えるときは、果肉の赤い部分を少しだけ切って与えています。とても嬉しそうに食べますが、その後のお腹の調子も問題なく過ごしていますよ。
うさぎにスイカを与えるメリット
1. 水分補給ができる
スイカの約90%は水分です。夏の暑い時期に、うさぎが水をあまり飲まないときでも、水分補給になりますよ。
2. ビタミンや抗酸化成分が含まれる
スイカにはビタミンCやリコピンといった抗酸化成分が含まれています。これらは健康維持や免疫力サポートに役立つ成分ですよ。
3. 食欲が落ちたときの刺激になる
夏バテ気味で牧草やペレットの食いつきが悪いときに、スイカの甘みが食欲のきっかけになることもありますよ。

夏にスイカを食べていると、横でじっと見ているので、小さく切って与えます。ほんの一口ですが、うさぎは大喜びですよ。
うさぎにスイカを与えるときの注意点
与えるなら少しだけ!果肉部分のみですよ。
1. 与える量の目安
- 体重1kgあたり 5g以下 が目安ですよ
- 毎日ではなく、週に1〜2回程度 にとどめるのが安心です
2. 与えてはいけない部分
- 種:硬くて消化できず、腸閉塞のリスクがあります
- 皮:固くて消化に悪く、農薬が残っている可能性もあるので避けましょう
- 白い部分:果肉より栄養価が低く、繊維質が硬めでお腹を壊すことがありますよ
3. 与えるときの工夫
- 食べやすいように小さく切る
- 冷蔵庫から出した直後は冷たすぎるので、常温に戻してから与える
- 初めて与えるときは少量から始めて、体調をチェックする
うさぎにスイカを与えすぎたときのリスク
1. 下痢や軟便
水分と糖分が多いため、消化器官が弱いうさぎは下痢しやすくなります。
2. 肥満の原因
糖分をとりすぎると、脂肪がたまり肥満や生活習慣病につながる可能性があります。
3. 食事バランスの崩れ
牧草やペレットが主食であるうさぎにとって、フルーツの食べすぎは栄養バランスを崩します。結果として、歯や腸の健康に悪影響を及ぼすこともあるんです。
スイカ以外の夏におすすめの果物
スイカ以外にも、夏に少量なら与えても良い果物がありますよ。
- ブルーベリー:抗酸化作用が高い
- リンゴ:ビタミンや食物繊維が豊富(種はNG)
- キウイ:ビタミンCが豊富(少量ならOK)
どの果物も「少量のみ・果肉部分だけ」にしてくださいね。
ブルーベリーについて、「うさぎはブルーベリーを食べてもいい?正しい与え方を解説」にて詳しく解説しているので、そちらをどうぞ。
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りんごについて、「うさぎはりんごを食べてもいい?正しい与え方を解説」にて詳しく解説しているので、そちらをどうぞ。
まとめ
結論を最後にもう一度まとめますよ。
- うさぎにスイカは与えても大丈夫です
- ただし与えるのは 果肉をほんの少しだけ
- 種や皮、白い部分は消化に悪いので避ける
- 与える頻度は週に1〜2回、体調を見ながら少量ずつ
- 与えすぎは下痢や肥満の原因になる
我が家のように「小さなひと口だけ」をルールにすれば、うさぎにとってスイカは夏のお楽しみになりますよ。
ぜひ正しい方法で、安全にスイカをうさぎに与えてくださいね。