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うさぎはももを食べてもいい?正しい与え方を解説 - もふっとうさらいふ

悩みのある人

うさぎさんってももを食べてもいいの?

うっしゃん

どうも。うっしゃんです。
もふもふのうさぎさんが大好きで、ホーランドロップを飼っているうさぎ愛好家です。

うさぎさんを飼っていると疑問がつきません。試行錯誤しながら、疑問を解消している飼い主さんも多いと思います。特にうさぎさんのおやつに関しては与えてはいけないものもあり、神経質になりがちですよね。

うさぎは主食としては牧草やペレットを食べますが、おやつとして野菜や果物を与えることができます。

今回は、

うさぎはももを食べてもいいのかを解説していきます。

可愛いうさぎには、いつまでも健康でいてほしいですよね。そのためにうさぎの食事を知っておくことはとても重要です。

うさぎとももの関係を知って、うさぎの食事に役立ててくださいね♪

うさぎはももを食べてもいい?

悩んでる人

結論から言うと、うさぎはももを食べても大丈夫です。

ももの旬は、品種によって異なりますが、6月~9月なので、その時期にうさぎに与えることができますよ♪

甘い香りととろけるような甘みが特徴のももは、うさぎも好きなことが多いです。

うさぎが好きなものを喜んで食べる姿は、可愛くてついついたくさん与えたくなりますが、おやつなのであげすぎには注意しましょう。

ももを与えるときの注意点をまとめました。

ここに注意!
  • ももを与えていいタイミングは、生後3ヶ月以降。7ヶ月以降がより良い。
  • ももを与えていい頻度は、1~2週間に1回程度
  • ももを食べてもいい量は、1回あたり体重1kgに対して、5g程度

ももに含まれる主な成分のうさぎへの影響は?

もも

ももに含まれる主な成分からうさぎへの影響を解説します。

果実類/(もも類)/もも/生(可食部100g)
成分値(白肉種)値(黄肉種)単位
廃棄率1515%
エネルギー3848kcal
水分88.785.4g
たんぱく質0.60.5g
脂質0.10.2g
炭水化物糖質8.911.5g
食物繊維1.31.9g
炭水化物10.213.4g
無機質ナトリウム10mg
カリウム180210mg
カルシウム43mg
マグネシウム76mg
リン1821mg
0.10.1mg
亜鉛0.10.1mg
0.050.06mg
マンガン0.040.03mg
ビタミンビタミンA(レチノール活性当量)Tr17μg
ビタミンD(0)-μg
ビタミンE(α-トコフェロール)0.71.3mg
ビタミンK(1)1μg
ビタミンB10.010.02mg
ビタミンB20.010.02mg
ビタミンB60.020.01mg
ビタミンB12(0)0μg
葉酸58μg
ビタミンC86mg

出典(表中の数値):日本食品標準成分表(八訂)増補2023年:文部科学省

水分

ももの約85%以上が水分になります。

うさぎは、水分を過剰に摂取すると下痢になるリスクがあります。うさぎの下痢は命にも関わる体調不良なので、与えすぎには注意しましょう。

糖質

糖質は、体にエネルギーを供給します。ももには、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ショ糖(スクロース)が多く含まれています。

糖質は体にエネルギーを供給してくれるという特徴がありますが、過剰に摂取すると、肥満や糖尿病の原因になるので、与えすぎには注意しましょう。

食物繊維

食物繊維には不溶性食物繊維(水に溶けない)と水溶性食物繊維(水に溶ける)がありますが、ももに多く含まれる食物繊維は不溶性食物繊維です。このタイプの食物繊維は、水分に溶けずに水分を吸収し、便のかさを増すことで腸を刺激し、排便を促す特徴があります。

人間の場合は食物繊維ですが、うさぎの場合は繊維質と言います。

うさぎの繊維質不足は便秘のリスクがあるため、不足しないようにしてあげましょう。

カリウム

カリウムは、筋肉の収縮や体内の水分バランスの維持に不可欠なミネラルです。

不足すると筋力低下などの症状が出ることがあります。

リン

リンは、骨と歯の形成に必要な成分です。カルシウムと共に骨の強度と健康を維持する役割があります。

不足すると骨の問題を引き起こす可能性があります。

ビタミンA

ビタミンAは、視力の維持や生殖機能などに重要な役割を果たします。

ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2つがあり、ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類されます。脂溶性ビタミンはうさぎの体内で合成することができないため、食事での摂取が必要になります。

不足すると視覚に問題が発生する可能性がありますが、過剰に摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

ビタミンE

ビタミンEの主な働きに、抗酸化作用があります。抗酸化作用は、活性酸素を防ぎ、老化を防止します。

うさぎがももを食べてもいいのはいつから?

うさぎにももを与えるタイミングは、最低でも生後3ヶ月を経過してからにしましょう。その理由は消化器官の成長にあります。

消化器官が十分に発達していないうちは、下痢をしてしまうこともあります。生後7ヶ月以降であれば、消化器官も成長し、お腹を下すリスクも少なくなってくるので、より良いですよ。

うさぎがももを食べてもいい頻度は?

ももを与えるのは1~2週間に1回程度にしましょう。果糖を含んでいるため、過剰に与えると消化不良や肥満のリスクがあります。

日常的に与えるのではなく、しつけのご褒美として与えるのが効果的ですよ。

うさぎがももを食べてもいい量は?

うさぎがももを食べてもいい量は、1回あたり体重1kgに対して、5g程度になります。

過剰に与えると水分や糖質が多く、肥満のリスクがあるので注意が必要ですよ。

うさぎはドライフルーツは食べてもいい?

うさぎはドライフルーツを食べることができますよ。

乾燥させて水分が少なくなるので、おすすめの与え方です。ただし、注意点もあります。

人間用に販売されているドライフルーツは砂糖や食品添加物が使用されていることがあるので、うさぎに与えることができません。うさぎ用に販売されているドライフルーツや安全な食材だけで作った自家製ドライフルーツを与えるようにしましょう。

また、生の果物に比べて水分が減って濃縮されている分、糖質が多いです。ドライフルーツを与えるときは糖質の過剰摂取にならないように量を少なめにしましょう。

うさぎが食べてもいい果物は?

かごに入ったたくさんの果物

うさぎはグルメで甘い味や香り、食感の良い果物を好きなことが多いです。

いろいろな果物を食べることができるので、好きな果物を見つけてあげましょう♪

うさぎが食べてはいけないものは?

うさぎが食べてはいけない野菜や果物は意外にもたくさんあります。

中毒症状を起こすものや健康に悪影響を及ぼすものもたくさんあるので、うさぎの食事には注意するようにしましょう。

まとめ:うさぎはももを食べてもいい?

今回は、うさぎがももを食べてもいいのかを解説しました。

あわせて、うさぎにももを与えるときの正しい与え方やタイミングも解説しました。

うさぎとももの関係については、下記の4つを意識することが大切です。

[うさぎはももを食べてもいい?]のまとめ
  • うさぎはももを食べても大丈夫
  • ももを与えていいタイミングは、生後3ヶ月以降。7ヶ月以降がより良い。
  • ももを与えていい頻度は、1~2週間に1回程度
  • ももを食べてもいい量は、1回あたり体重1kgに対して、5g程度

ももをおやつとして与えるときは、健康に過ごしてもらうために、食事にうまく取り入れてくださいね♪

この記事を書いた人:うっしゃん
うっしゃん

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もふっとうさらいふ管理人のうっしゃんといいます。
もふもふのうさぎが大好きでホーランドロップ♂を飼っているうさぎ愛好家です。

このブログではうさぎとの生活を楽しむためのお役立ち情報を発信しています。

うさぎを飼っている経験とうさぎの書籍を10冊以上読み込んだ知識から、紹介する情報を少しでも役立ててもらえればうれしいです。

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