うさぎに絶対与えてはいけないものがあります。
うさぎは食べても良いものと駄目なものの判断ができません。
そのため、飼い主から与えられたものは食べてしまいます。
中毒症状を起こすものや健康に悪影響を及ぼすものは意外にもたくさんあるので、うさぎの食事は注意するようにしましょう。
うさぎさんが食べてはいけないものには何があるの?
どうも。うっしゃんです。
もふもふのうさぎさんが大好きで、ホーランドロップ♂を飼っているうさぎ愛好家です。
大切に育てているうさぎさんの食事について、疑問や不安を感じることありますよね。
その疑問を解消しましょう!
今回は、
うさぎが絶対に食べてはいけないものを3つのリストにして解説していきます。
うさぎが食べてはいけないものを知って、健康を守ってあげてくださいね。
うさぎが食べてはいけない野菜・果物
初めてうさぎを飼ったとき、私はブリーダーさんからうさぎが食べてはいけない野菜や果物について教えてもらいました。
食べてはいけない野菜と果物を一覧にしましたので、ご覧ください。
- ねぎ類(玉ねぎ、エシャロット、ニンニク、らっきょう、アサツキ、青ネギ、白ネギ、チャイブ、ニラなど)
- ほうれんそう
- いも類(さつまいも、じゃがいも、里芋、長いもなど)
- マメ類(いんげんまめ、うずら豆、エンドウ、小豆、そら豆、大豆など)
- トマトの葉、茎
- ルバーブ
- アボカド
詳しく理由を解説しますね。
ねぎ類
ねぎ類には、玉ねぎ、エシャロット、ニンニク、らっきょう、アサツキ、青ネギ、白ネギ、チャイブ、ニラなどたくさんの種類があります。
人間は、食事にねぎ類をよく使いますが、多くの動物にとっては毒性を持っている野菜になります。
毒となる成分は、ねぎ特有の成分である硫化アリルです。ねぎ特有のにおいといえばイメージしやすいのではないでしょうか。
この成分は赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。
ほうれんそう
ほうれんそうをうさぎに与えてはいけない理由ですが、シュウ酸の含有量が多いからです。
シュウ酸はアクの素になっている成分です。シュウ酸を過剰に摂取すると尿路結石の原因となる可能性があるため、与えないようにしましょう。
いも類
いも類には、さつまいも、じゃがいも、里芋、長いもなどがあります。
いも類は、でんぷんを多量に含んでいます。でんぷんの過剰摂取は、消化器官への影響が大きく、うっ滞のリスクがあります。
また、じゃがいもの葉や芽、皮にはソラニンという毒性を持っている成分が含まれています。うさぎにとって、有害なので絶対に与えないようにしましょう。
マメ類
マメ類には、いんげんまめ、うずら豆、エンドウ、小豆、そら豆、大豆などたくさんの種類があります。
マメ類に含まれるレクチンという成分が、うさぎにとって有毒であり、中毒症状を起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。
トマトの葉、茎
トマトの葉や茎には、トマチンという成分が含まれています。
また、熟す前の青いトマトやへたにもトマチンは多く含まれています。
トマチンには毒性があるため、うさぎには絶対にあげないようにしましょう。
熟した赤いトマトは、トマチンが減少しているので適量であれば、与えることができますよ♪
ルバーブ
あまり馴染みがないですが、海外では日常的に食べられていて、ジャムにすることが多いようです。
ルバーブの葉は毒性を持っており、うさぎが食べると中毒症状を起こす可能性があるので、絶対に与えないようにしましょう。
アボカド
アボカドには、ペルシンという成分が含まれています。実だけでなく、種や皮にも含まれています。
ペルシンには毒性があり、下痢などの中毒症状を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。
うさぎが食べてはいけない乳製品
- 牛乳
- チーズ
- ヨーグルト
- バター
- 練乳
ここで挙げたものは乳製品の一部です。
うさぎは草食動物です。乳製品を消化するための消化酵素がありません。そのため、乳製品に含まれる乳糖を分解することができません。
うさぎが乳糖を摂取すると、腸内で発酵してガスが発生したり、下痢など消化器官のトラブルを引き起こす可能性があるので、絶対に与えないようにしましょう。
乳製品には脂肪やカルシウムが豊富に含まれています。過剰に摂取すると消化不良や肥満、尿路結石の原因にもなるため、うさぎの健康を害するリスクが増えるデメリットしかありません。
水を飲まないので、代わりに牛乳をあげるというのも駄目ですよ。
うさぎが食べてはいけない人間の食べ物
- ケーキ
- クッキー
- チョコレート
- ポテトチップス
- アイスクリーム
- パン
ここで挙げたものは人間の食べ物の一部です。
人間の食べ物は、糖分や塩分が多量に含まれています。また、高カロリーで高脂肪なものが多いです。
人間が食べるために加工されたものは、うさぎの健康に良くない影響を与える可能性があります。
うさぎが食べてはいけない野菜や果物、乳製品が使われている可能性もあるので、絶対に与えないようにしましょう。
例えば、人間が食べるお菓子には、マメやいもが使われていることはよくあることです。
食パンも高炭水化物で塩分も含まれています。乳製品であるバターが使用されていることもあります。
腸内で発酵してガスが発生したり、肥満、消化不良などの原因になる可能性もあるので与えないようにしましょう。
まとめ:うさぎが食べてはいけないものは?
今回はうさぎが食べてはいけないものとその理由を解説しました。
うさぎが下記の3つを絶対に口にすることがないように注意してあげましょう。
- 毒性のある野菜や果物(ねぎ類、ほうれんそう、いも類、マメ類、トマトの葉・茎、ルバーブ、アボカド)
- 乳製品
- 人間の食べ物
ただ、注意していても、うさんぽ中やへやんぽ中に見つけて口にしてしまうかもしれません。
もしも、口にしてしまったときはかかりつけの獣医師など専門家に相談するようにしましょう。
はやめの行動がうさぎの健康を守ることに繋がりますよ。